天然記念物
天然記念物というのは、動植物の
文化財みたいなものです。

だから、ここでは、
天然記念物っぽい動植物って
ことになります。


  
見ての通り、たんぽぽです。たんぽぽのどこが、珍しいのか?
鋭い方は、もうお分かりと思いますが、日本蒲公英です。
左が日本蒲公英、右は西洋蒲公英。どこに違いがあるのか。
がくの部分を見てください。反り返っていないのが、
日本蒲公英です。右は、反り返っています。
他は、見分けの付くところはありません。少なくとも、私は、
しりません。

日本蒲公英は在来の蒲公英で、昔は、当然蒲公英といえば、
日本蒲公英だったわけです。でも、西洋蒲公英は、繁殖力ガ強いので、
どんどん、日本蒲公英を駆逐して、自分の天下にしていく訳です。
なぜ、繁殖力が強いのか、日本蒲公英は、春にしか花を咲かせませんが、
西洋蒲公英は春から秋、あるいは暖かければ冬にも咲くのです。
しかも、コンクリートの間とか、結構過酷な場所でも根付いています。
これでは、日本蒲公英に勝ち目はないです。

だから、今は、タンポポといえば、西洋タンポポなのです。
この、写真は、身近で珍しく一株だけ、日本蒲公英だったので、
撮影しました。(というほどの、写真じゃないですが。(^^ゞ
周りは、皆西洋タンポポでした。


昨年、日本蒲公英が群落になっているところを
偶然見つけました。でも、今年はまだ、行って見ていません。
と言って遠いところではないので、すぐに行けるのですが。
あのまま、日本蒲公英の群落になっているでしょうか。
実際山の奥とかそういう人里離れたところではないので、
こんなところで、どうして日本蒲公英が、と言うところです。
だから、返って珍しいのですが。

行ってきたら、また、写真載せて見ます。乞う、ご期待!!

本当に情けない写真で、自分で嫌になります。
日本蒲公英の群落らしきものが、お分かり頂けるでしょうか?
無理ですよね。(~_~;)

でも、この写真に写っている土手は、一面日本蒲公英です。
長さにして、・・・・・。``r(^^;)
数字に弱くて、ざっと、100m位かな? 全然違うかも。

とにかく、無事日本蒲公英でした。
不思議なことに、この道沿いにタンポポはあまりありません。
この一画だけにあります。しかも、日本蒲公英だけです。
来年も日本蒲公英だけで、咲くといいのですが。
   
タンポポの話題をもう一つ、白花タンポポです。
これは、私にとっては、とても珍しいのですが、西の方へ行くと、
タンポポは白いのが普通と聞きました。
本当なのでしょうか。

この白花タンポポを見つけたのは、3,4年前だったと思います。
話に聞いていた白いタンポポを目にした時の気持ちは、本当にびっくり。
写真で見る以外に、白いタンポポを見ることなど、一生ないと
思っていたのですから。
そして、また、不鮮明な写真ですが、黄色と白と混ざって咲いていました。


  
木の種類は、ヒノキかなと、思います。
見たとおり、一本の木が、途中で2本になっています。
どんな過去があったのでしょうか。
雷、風、吹雪、雨、・・・・。
木はしゃべらないし、書き残されたものがあるわけじゃないし。
でも、とてもりっぱな木になった今、何を思うのでしょうか。
私は、ふと、
――せをはやみ いわにせかるるたきかわの 
     われてもすえに あわむとぞおもふ――
を、何故か思い出しました。
どこにも、水は流れていないけど、末には、会えたでしょうか。
梢同士は、ささやき合っているのでしょうか。

という訳で、感慨に耽っていたら、何と似たような木が
またありました。
それも二本、結構あるんですね。

  
こちらは、二本の木が、途中一本になったような感じです。
これも、杉か檜だと思いますが。

  
こちらは、樫の木のようです。これも、二本が一本になったような感じです。
この木も大きな木で、私の手(毎度、しわしわ手で、比べるものがいつも手元になくて)
を比べてみると、大きさが想像できるでしょうか。
こんな幹が二本並んでいるのです。
見上げれば、はるかに頭上高しです。
 
またまた、二本に分れた桜の木がありました。
この二本の木は、シリーズ化できそうです。
でも、結局珍しくないと言うことかもしれないです。
 

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